出張猫カフェ 開催予定

猫のコロナウィルスと人間の新型コロナウィルスの違いについて。

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

非常事態宣言が発令されるなど、新型コロナウィルス感染症 (COVID-19)が猛威を振るっています。

現在、人が恐れてる新型コロナウィルス( SARS-CoV2 )ですが 、
犬の鼻から検出された、とか、猫が感染した、とかいう情報が出てきておりますが、
コロナウイルスは、種を超えては感染しにくい「種特異性」が高いウイルスだそうです。

犬や猫にもコロナウイルスは感染しますが、犬猫のコロナウイルスはアルファコロナグループに属し、人間の新型コロナウイルスはベータコロナグループに属します。
(猫コロナウイルス FCoV)
つまり、人は人、犬は犬、猫は猫間でのみ感染するということだそうです。

 ウイルスはまれに突然変異を起こすので将来的にどうなるかはわかりませんが、現在、新型コロナウイルスは人の間でのみ感染しています。
また、このウイルスが人からペットに感染し、ペットは発症せず、ウイルスを次の人に感染させるという「ペットの媒介」も現在は否定されています。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 より。

「コロナ」という文字で、勘違いをされたと思うのですが、
(コロナ・コロちゃんという呼び名も見かけます)

全く別のウィルスです。
表面に王冠(コロナ)のような突起があるので同じ様な名前が付けられています。

FCoV(猫コロナウイルス)は、10年以上前から確認されておりますし、抗体検査で存在が確認されます。
といっても、抗体値が100までならほぼ無感染で、600程度なら境界型(いるかな?居ないかもしれない)といわれ2000を超えるといるだろう。もしくは発症してるだろう、というお医者様でも判断しにくい非常に曖昧なものです。
また、FCoV(猫コロナウイルス)は過半数の猫が体内に持っており 、いつ発症するかわからないものです。一生発症しない子がほとんどです。
猫の体内でこの弱いコロナ ウイルスは突然変異を起こし、猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIP ウイルス)に変わります。そのような 猫では FIP の発症がみられます。

アメリカでは、 FCoV(猫コロナウイルス) のワクチンが開発されたとか。
早く日本でも、認可されるようになるといいですね。

現在、 FCoV(猫コロナウイルス) が人間に移ったという事実も確認されておりませんし、犬の鼻から 新型コロナウィルス(COVID-19)が見つかったというのも、濃厚接触で吸い込んだだけかもしれません。

「猫には感染しない」と言われている 新型コロナウィルス( SARS-CoV2 )ですが、体の表面にウィルスが付着する可能性はあるそうで(猫に限らず何にでも付着します)猫は外に出さない、飼い主が感染したときは濃厚接触はしないなどの注意が必要と言われています。

安直な情報に踊らされないよう、お気を付けください。
ましてや、「猫のコロナが人間に移る」という間違った解釈から、猫を遺棄するとか保健所に連れて行くとか間違った行動を起こさないことが一番だと思います。

また、 FIP ウイルス に変異して発症した子は、余命が1週間から長くて3ヶ月です。
可愛い家族の、最後をしっかりと看取ってあげたいものですね。
ちなみに、 FIP ウイルス は感染しないと言われています。

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