いつもご来店頂き、ありがとうございます。
当店HPや看板の顔で有り、当店で初めてのグランドチャンピオンだったシアン君が、虹の橋を渡りましたので、お知らせいたします。
2016年07月09日生まれの 享年8歳(人間では49歳)でした。
今年、当店での初めてのブリードでグランドチャンピオンを獲得したシンバ君のおじいちゃんです。
お母さんのナディアちゃんはシアン君によく似たきれいな子で期待しておりましたが、怪我のためショーに出られなくなってしまいました。
先月7月25日に、シアン君とロシアから来たダナラちゃんに、3頭の赤ちゃんが産まれたところです。
まだまだ現役でこれからと言うシアン君で、突然の出来事でまだ、実感がありません。

異変に気がついたのは、8月10日(土)のことでした。
丁度、お盆期間に入りホテルのお客様も満室状態で2オペ体制での対応が始まったところで
いつもの開店準備で清掃中、シアン君の右側の半身不随が見つかりました。

意識はしっかりしており土日サロンが忙しいため、目の届く2階で様子を見ておりました。
翌8月11日(日)、朝からお医者様へ。
栄養状態も良く、点滴の必要もないため、念のためFIPのお薬の投与が始まりました。
FIPによる神経症状なのか、脳の異常なのかわからないため、とりあえず抗生剤とステロイド投与で盆明けに各種検査をすることで、治療計画がまとまりました。
本人は歩こうとする物の歩けない、と言う状態でした。
午後には、部屋の中でなんとか歩いてどこかに籠もろうとしておりました。
夜の食事は自分で咀嚼しており、まだまだ元気だと思っておりました。
翌8月12日(月)、夜中から意識の混濁が始まり、朝方には意識がない状態になりました。
看病のため寝てなかったので少し横になった10時過ぎに出勤してきたスタッフが、亡くなってるのを確認しました。

特に苦しんだ様子もなく、眠るように逝きましたが、余りにも早すぎて実感が湧きません。
お昼から長尾山霊園様がお迎えに来てくださるとのことでしたが、スタッフそれぞれお別れしたいとのことで、お迎えは夕方にしてもらいました。
月曜日で出勤が休みにもかかわらず、スタッフが皆駆けつけてくれました。
特に長男はシアン君が小さい頃よく、服の中に入れていたので可愛がってくれてたと思います。
シアン君のブリーダーさんからも電話を頂戴しました。
こうして、シアン君は皆に見送ってもらいました。

骨揚げの後、シアン君に逢いに行きました。

長尾山様では、とても丁寧にしてくださいます。
49日の10月6日(日)まで、霊座で安置して頂き、

満中陰には供養塔に入ります。
カエデさんはじめ皆が眠ってるところです。
お骨はとても綺麗な状態でした。
お骨で死因がわかるそうで、説明して頂きました。

やはり、左脳が悪かったようで、通常真っ白なお骨のその部分だけ黒くなっています。頭蓋骨がこう割れているのは急に進んだのでは?とのことです。
ついでに右足のパテラのところも黒くなっていました。
後日お医者様にご挨拶に行き、この写真を見ていただきましたら
「脳腫瘍かFIPの菌が頭で繁殖したんだろう。苦しまなくて良かった」とのことです。
こちらは喉仏さん。

こうして、神様に導かれてシアン君は天国に行くそうです。
虹の橋のたもと ~ママ、もう泣かないで
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