出張猫カフェ 開催予定

レン君、虹の橋を渡りました。

いつもご来店頂き、ありがとうございます。
かねてより、病気療養中だったレン君ですが、本日、出直しました。

当店は「癒やし」を提供する店ですのでお知らせしようか迷ったのですが、レン君はファンの方が非常に多く、療養中でも「レン君は?」とたくさんの方にお声掛け頂きますので、お知らせすることにしました。

【以下、ショッキングな内容も含まれますので閲覧注意です。】

皆さんに愛され可愛がって頂いておりましたレン君。
2014年4月4日生まれメインクーンの男の子、享年8歳でした。

レン君がうちにきてくれたのは2015年、まだ営業始めて間もない頃、娘と二人で店を切り盛りしてる頃でした。
友人から「大きいんやけど、引き取ってもらえない?」との声掛けがあり、彼女に連れられてレスキューに行った先では畳1畳ほどの大きなクレートの中に、お母さんお兄ちゃんレン君と3頭が入っていました。
足下に糞尿がたまった環境で、お母さんとお兄ちゃんは知らない人間を見てとても怒っていましたが隅で小さく丸くなってるのがレン君でした。
まっ茶色の塊だったレン君。
店に連れて帰るには余りに臭かったので、そのまま当時お世話になっていたトリミングサロンに直行。
男の子で背中が黒くお腹が茶色いと言うことはまずあり得ないので何度も何度も洗いました。
洗っても洗っても茶色が取れない状態でした。
最終的には茶色い部分をカットしてみることに。
すると下から白い毛が出てきました。綺麗なブルータビー&ホワイトです。

うちに来た頃のレン君。お尻のあたりに茶色が残っていますが、これが全身でした。
大型種は初めてでしたので、体と同様ゆったりした大きな性格がとても可愛く思えました。

レン君の正式なお名前は、サラマンダー君です。
とても立派なお名前ですが、略してサラ君というとリーダーと被ってしまうので、お名前を付けることから始めました。
色んな名前を考えましたが、汚れていたせいもあったのか、歌舞伎の隈取りのようなお顔に真っ白なシュッとしたお鼻。その顔が歌舞伎十八番の「親子連獅子」を連想したので連獅子のレン君と名付けました。

チョビ・レン・アッシュのトリオは、お客様にも大人気でした。
ちなみに23日はチョビ、アッシュが里帰りする予定です。

普段はキャットタワーかハンモックに乗っており、店の中を歩くというのはトイレかご飯のとき程度のレン君。レン君のミルキング
たまに店の中を横切るとお客様から「デカ!」の声が出ていました。

ほとんど鳴くことも無く、滅多に声も聞きません。
珍しいレン君の泣き声。

本当に穏やかな子でした。
頭蓋骨の構造から違うメインクーン。メークーンとかメーンクーンとかメークイーンとかなかなか覚えられませんでしたっけ。この種独特の心臓疾患もありませんでしたが、慢性の猫風邪が有り、体調が悪くなるとすぐ瞬膜と鼻水が出て居ました。

とてもおとなしくジットしてくれるので、コスプレの第1人者。

お気に入りはハンモックとひなたぼっこでした。

そして何より水遊びが大好きで、毎晩給水器の蓋を飛ばして遊んで居ました。
その後それをひっくり返すのが、ガブリエル君とオニマル君です。
あの子達の力では蓋は外れません。
さすがに体の大きなレン君の得意技です。

爪切りやら、目薬やら、嫌なことをすると首の後ろを向けて拗ねるレン君。
「まあ、そう怒らんでも~」と顔をのぞき込むと余計反対側に顔を向けます。
わざわざ、体を動かしてまで反抗してましたね。

1年ほど前から体重減少と下痢が有り、色んなお医者様で検査をしてもらっても「原因不明」
腎臓も肝臓も異常なしでした。
どこかで炎症を起こしてるのだろうと、ステロイドを投与したら体重が増え出し、ステロイドを飲ませると免疫機能が落ちて真菌が悪化するので、良くなったら投与中止。
しばらくして症状が出てきたらまた、投与。の繰り返しでした。
その間下痢は止りませんのでかなり心配しました。
2ヶ月ほど前に超音波検査で、見つかったのが腹腔内リンパ腫。
ずっと下痢を止める治療に専念してるときでした。
便の状態も悪くなってきたので、自宅に上がりました。

食欲が落ちてくると、大好きだったエイジングも食べなくなりました。
そして抗がん剤が始まりました。

1回目の抗がん剤は予後がよく、食欲も戻り、久しぶりにエイジングをパリパリ食べてくれてとても嬉しかったです。2週間後に2回目の予定でしたが、5日ほどで食べなくなったので早めて貰いました。
しかし、ご飯も水も自分から全く受け付けなくなったため、強制給餌とその後点滴が始まりました。
この頃のレン君はずっとトイレに籠り、トイレは外に出てベッドかマットにしていました。
トイレの縁にもたれるのが安定して気持ちが良いようです。
様子を見ようと覗いてみると、レン君がいない?
トイレから耳の先がちょっと出てました。

猫はプライドの高い生きものですから、自分でトイレが出来なくなると死期を悟るようです。
その頃になると、誰にも見られないところで死のうと決心するようで、子供の頃高齢の猫が居なくなると祖母に探すのを辞めるように言われました。
最初の頃は背中を向けていやがってた給餌も素直に飲み込んでくれるようになったので、いよいよかなと思っていました。
でもトイレはちゃんと外に出てしてくれたので、まだ脈があると信じていました。

夜中と朝方のご飯はしっかり飲み込んでくれたのでまだ大丈夫だと思っていましたが、サロン担当が出勤してきた頃には外に出て、息を引き取っていました。
まだ、体温があったので人間の声を聞いて安心したのかもしれません。

レン君は、カフェ・サロンスタッフ皆に見送られて行きました。

奇しくも、1年前の今日は、レン君を紹介してくれた友人が膵臓がんで亡くなった日です。
遊びに来てはレン君に「レン君、ええ所に貰われて良かったなー」といつも声を掛けてくれる友人でした。

レン君、
もうこれで、楽になれるよね。
いっぱいの思い出を、ありがとう。

以上、生前可愛がって頂いた皆様に、お知らせする次第です。

「レン君」という名前を覚えてくださり日々猫カフェでかわいがってくださったお客様
レン君に縁をつないでくれた友人
日々お世話にしてくれたスタッフ
レン君を見送ってくれた息子達に、心から感謝しております。

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