出張猫カフェ 開催予定

サラちゃんのお産ING

1月21日(木)朝9時に、最初の赤ちゃんが生まれたスコティッシュフォールドのサラちゃんは、その午後1時過ぎに2匹目を生みました。

ともに、お父さんに似たブラウンタビーの男の子です。
その後、一休みを続け、22日(金)には何の兆しもありませんでした。

以前ですと、前もってレントゲンを撮って赤ちゃんの数を確認してて 全部の子が出るように押し出しておりましたが、そうして無理して生まれた子は弱くせっかく生まれたのに2~3日でなくなってしまうこともあります。
最近では手触りで赤ちゃんの位置がわかるので、自然に任せて います。

猫の赤ちゃんは妊娠した時は100頭ほどいるそうです。
そしてその中から弱い子が自然淘汰され、最終的には4~6頭の赤ちゃんが生まれるそうです。
生まれる前からの生存競争ですね。

おなかの中では1匹ずつ羊膜に包まれていますので別々に生まれてきます。
お医者さんの話では、これがすぐ産み切ってしまう場合や中には1週間ほどかかる場合があるそうです。

陣痛が始まって、それに合わせていきんで出てきたところを羊膜を破ってお顔をなめてやり呼吸が始まったら全部の羊膜をなめとり、その後へその緒を噛み切って胎盤を食べる。
これがお母さん猫の栄養になります。
生まれたばかりの赤ちゃんは自力でおっぱいを探してしっかり吸い付きます。
赤ちゃんが無事におっぱいを探り当てたら、お母さんは休憩で、うつうつ寝る。
そして、次の陣痛が始まる・・・
この繰り返しです。
 これを一人でやってのける猫のお母さんは本当に偉大だなあと いつも思います。

うちの猫さんは他の子の出産を手伝います。
へその緒を切ってやったり、胎盤を取ってやったり、先に生まれた子の面倒を見たり。

そして、23日(土)日が変わった0時56分。
サラちゃんが知らせてくれるので、産室をのぞいてみると、赤ちゃんの口が出たまま微弱陣痛で止まっておりました!
羊膜を破ってお口は出たもののそのまま止まってしまったようです。
慌てて引っ張り出しました。
呼吸が始まらないので、人工呼吸をして熱めのお湯に入れたら、呼吸が始まりました。

取り上げた赤ちゃんははサラちゃんに似た、シルバータビーの女の子です。 
今回はサラちゃんも疲れただろうから、赤ちゃんの世話は皆で手分けしてしました。
サラちゃんは、今は、一休みで眠っています。
IMG_7284

さて、あと1頭。
無事に生まれてくれるかな?

いつもは、1日で生み終えるサラちゃんですが今回は時間がかかっています。 
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コメント

  1. たろちゃんnewまま より:

    サラちゃん、がんばってるね。
    猫さんも、えらいですね。
    生まれたと同時に子育てもする。
    周りに助産師猫さんがたくさんいるから
    お店の中で産みたかったのかな^^

  2. 新美 より:

    たろちゃんnewままさん、コメントありがとうございます。
    もう落ち着いたみたいで、産み終えたときの「ドヤ顔」が始まってます。
    今回は3匹でしょうか。
    もともとサラちゃんが助産師猫さんでみんなのお産を手伝いだしました。
    それでみんながそうなったようです。

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